- SENSOR
- 自前の歯は鋭敏な感覚センサー
- 歯とあごの骨の間には、歯根膜という鋭敏な感覚センサーの働きをする組織があります。
- これらの感覚センサーは、モグラやネズミでいえばヒゲに相当する感覚器であり、歯が抜けるとこれらの鋭敏な神経からの信号が脳に入らなくなって、認知症を発症するといわれています。
- CONNECTION
- 噛むことと老化・認知症の関連
対象者:65歳以上の入院患者 987名 | 平均残存歯数 |
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認知症ではない患者 | 8.8本 |
認知症患者 | 3.5本 |
対象者 | 平均残存歯数 |
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アルツハイマー型の認知症患者 36名 | 3本 |
脳血管性の認知症患者 39名 | 6本 |
健康な高齢者 78名 | 9本 |
頭部をCTで比較 対象者:153名 |
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残存歯数が少ないほど脳内に隙間が多く、脳の萎縮が進んでいた。 また、アルツハイマー型認知症患者は、健康な老人より平均約15%萎縮が進んでいた。 |
歯がなくなることは、認知症になる原因の1つとして考えられています。
- MEAL
- 食事をおいしく食べるためには?
食事がおいしいと思っている人は平均20本の歯があるといわれています。
年齢 | 一人平均喪失歯数 |
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30~39歳 | 0.4~1.0本 |
40~49歳 | 1.4~2.3本 |
50~59歳 | 3.7~5.0本 |
60~69歳 | 7.1~10.1本 |
70~79歳 | 13.1~17.6本 |
80~89歳 | 19.3~22.0本 |
60歳代で、平均8~10本の歯を失うので、残ってる歯が20本を下回ってきます。
- CAUSE
- 歯の喪失の原因
- 20代までは、虫歯で歯をなくすことが多いようです。
- 40代・50代では、歯周病で歯をなくすことが多くなってきます。
- IMPACT
- 不正歯列の影響
●見た目が良くない
●むし歯、歯周病になりやすい
●歯の清掃、手入れがしにくい
●奥歯に負担がかかる
●つめ物、かぶせが壊れやすい
- 歯の喪失につながる
歯列矯正が必要 - 矯正治療必要なのは、子どもだけではありません。
成人でも、オープンバイト・下顎前突・上顎前突などのような不正歯列であれば、矯正治療の適応になります。また、歯を喪失して、歯牙の移動がおこっている場合も、矯正治療が必要となってきます。
- ADAPTATION
- 矯正治療の適応
- 八重歯
- オープンバイト
- 上顎前突
- 下顎前突
矯正治療が必要なのは、子供だけではありません。前述したように、成人でも、歯牙の叢生、オープンバイト、下顎前突、上顎前突などのような不正歯列であれば、矯正治療の適応になります。また、歯を喪失して、歯牙の移動がおこっている場合も矯正治療が必要となってきます。
80歳まで生きると考えたら、40~50歳からでも矯正治療は遅くはないのではないでしょうか?
80歳まで生きると考えたら、40~50歳からでも矯正治療は遅くはないのではないでしょうか?
- ORTHODONTICS
- 矯正治療の利点・欠点
- 利点
- ●綺麗になる
- ●むし歯、歯周病になるリスクが減る
- ●奥歯にかかる負担が減る
- ●歯の寿命が延びる
- ●咬み合わせが良くなる
- ●口元が変わる
- 欠点
- ●高額な治療費
- ●違和感
- ●見た目
- ●舌感が悪い
- ●食事しにくい
- ●長い治療期間
- ●お手入れ
- ●むし歯